医療行為は国家資格を取得して行わなくてはなりません。国家資格とは、文字通り、医療行為を許可するために国が定めた資格制度です。開業するには、この国家資格を取得し、定められた経験、認可を得なければなりません。
日本では、医師以外に、医業類似行為が認められているのは 、柔道整復、あんまマッサージ指圧、鍼灸 の3つで、整体、オステオパシー、カイロプラクティックなどは認められていません(ちなみに、アメリカでは、カイロプラティックは医師の資格を伴う医療行為です)。そのため、整体師は、これらの国家資格を伴う行為・注射や麻酔、ハリ、灸、レントゲンなどの行為を禁じられています。また、投薬もできません。あまり知られていませんが、血圧を測ってもいけないのです。
私はそれを知らなかったので、初めて聞いたときは、少し怖い気がしました。整体やカイロプラティックには頻繁に通っていたのですが、開業していること=一定以上のレベルの技術を持っていると思いこんでいたからです。でも実際には、整体治療院を開くには、国家資格も、認可証すら原則的には必要ないそうです。
それでは、その治療院の整体師が本当に信頼できるかどうかは、どこで判断すればよいのでしょうか。
整体治療院を開く人は、たいてい、どこかの整体学校に通ったり、整体療法師に入門して技術を習得します。そして、定められた一定の期間を終えるか、技術を習得したと判断されれば、認可証を受け取っている はずです。
口コミで評判になっていたり、また紹介を受けた場合は、ある程度技術を信頼して任せられますが、まったく知らない整体院に初めて行く場合は、その認可証がどこの団体のものかで判断するしかないということになります。